冬キャンプでハンモック泊は寒い?防寒対策と必須装備を解説

初心者

冬キャンプでハンモック泊をするとなると「寒さが心配…」と思う方も多いのではないでしょうか。
確かに、地面と接しない分、風の影響を受けやすく、適切な防寒対策をしないと凍える夜を過ごすことになってしまいます。

そこで本記事では、初心者でも快適に冬のハンモック泊を楽しめる防寒対策とおすすめ装備を徹底解説します!
実際に-5℃の雪中環境でハンモック泊を5回経験した筆者の知見を元に、最も効果的だった方法を紹介するので、これから挑戦したい方はぜひ参考にしてください。


ハンモック泊の防寒対策【基本編】

冬のハンモック泊で寒さを克服するためには、3つの冷え対策を意識することが重要です。

底冷え対策(下からの冷え)

ハンモックは地面と接しないため、体温がどんどん奪われるのが特徴です。特に背中側の冷えを防ぐことが快適な睡眠のカギになります。

▼対策方法

  • アンダーキルトを使う(最重要)
  • 断熱マットを併用する
  • 湯たんぽを活用する

アンダーキルトはハンモックの外側に吊るすタイプの防寒具で、地面からの冷気を遮断し、空気の層を作って保温します。特にワンティグリスのアンダーキルトは、コスパも良く初心者にもおすすめです。

風対策(横からの冷え)

ハンモックは風の影響を受けやすく、強風が吹くと体感温度が大幅に下がります。

▼対策方法

  • 大きめのタープを低めに張る
  • 風上に背を向ける設営をする
  • 防風スクリーンやブランケットを活用する

タープを張ることで、風よけとしての役割を果たし、寒さを軽減できます。特に横風が強い日は、タープを片側だけ低く張り接地させるのがポイントです。

たび
たび

タープのサイズは4×4mのスクエアタープがオススメです!
居住空間が広くて快適!

体温保持(内側の冷え)

寒いとつい厚着をしたくなりますが、実は着込みすぎると動きにくく、逆に冷えを感じることがあります

▼対策方法

  • 空気の層を作るレイヤリングを意識
  • 適度な通気性を確保
  • 湯たんぽ+貼るカイロを活用

分厚いインナー+ダウンの重ね着が最も効果的。加えて、湯たんぽを足元に入れ、カイロはピンポイントで温めたい部分(腰・足裏・お腹)に貼ると、温かさを維持できます。


おすすめ装備【必須アイテム5選】

防寒対策をしっかり行うために、初心者が冬のハンモック泊で必ず揃えておきたいアイテムを紹介します。

アンダーブランケット(アンダーキルト)

絶対に必要!これなしでは冬のハンモック泊は不可能!

  • 体の下に空気の層を作り、冷気を遮断
  • ハンモックの外側に吊るして使う
  • おすすめ:ワンティグリスのアンダーキルト(コスパ◎)

湯たんぽ

低コスト&最強の暖房器具

  • 寝袋の足元に入れるだけで一晩中暖かい
  • お湯を沸かす手間はあるが、その価値あり
  • 金属製の湯たんぽなら焚き火で温め直せる

貼るカイロ(ちょい足し用)

温度調整がしやすい便利アイテム

  • 冷えやすい場所(足裏・腰・お腹)に貼ると効果的
  • 湯たんぽだけでは足りない時の補助として最適

断熱マット

アンダーキルト+断熱マットの二重対策がベスト

  • 風の強い日は特に必要
  • シート状のものを敷くと更に効果アップ

タープ(防風用)

雨や風を防ぐために必須

  • 低めに張ることで風をしっかりブロック
  • 広いタープを使うと、囲いを作れる
たび
たび

臨機応変に貼り方が変えられるように
ロープを取り付けるガイドが多い物がオススメです!

結び目簡略用(おまけ)

慣れないともたつきがちなタープ張りをサポートしてくれるアイテムです。

  • 結び方に自信が無い初心者
  • とにかく時短で楽にタープを張りたい人

は採用してみてはいかかですか?


設営のコツとポイント

初心者が失敗しやすいのがハンモックの設営。適当に張ると、寝心地が悪くなったり、寒さを感じやすくなります。

▼快適に過ごすためのポイント

  • 木の間隔は6〜7mがベスト
  • 高さはハンモックに座った際にお尻の位置が膝の高さになるくらい
たび
たび

ハンモックは自分で木に結ぶタイプとベルトで固定するタイプがありますが、断然ベルトタイプをオススメします!
難しくないし、張りの調整が簡単にできます!


冬のハンモック泊を快適にする+αの工夫

▼寒さ対策をさらに強化するアイデア

  • ハンモック内で使える寝袋カバー → 防風・保温効果アップ
  • 雪がある場合は、焚き火台の下の雪を掘る → 焚き火台の安定性を確保
  • ナイトキャップ(フード付き帽子)を被る → 頭部の冷えを防ぐ

▼寒い夜の過ごし方

  • 焚き火で温まりながらのホットドリンク
  • 本を読んだり、静かな夜の時間を楽しむ
  • 寒い日に最適な温かい料理(鍋・スープなど)を作る

まとめ

冬のハンモック泊は、適切な防寒対策と装備を揃えれば初心者でも快適に楽しめるアウトドアスタイルです。特に寒さが厳しい時期は、アンダーブランケットと湯たんぽの併用が最強の組み合わせ!

最後に、初心者向けの必須アイテムを再確認!
✅ アンダーブランケット(アンダーキルト)最重要!!
✅ 風よけタープ 最重要!!
✅ 湯たんぽ
✅ 貼るカイロ(ピンポイント暖房)
✅ 断熱マット

この5つをしっかり準備し、冬のハンモック泊を最高の体験にしましょう!

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