年末年始の過ごし方にちょっと変化が欲しい…そんな方にぜひ試してほしいのが「年越しキャンプ」。
実は冬のアウトドアは、澄んだ空気と空一面の星空が楽しめる隠れたベストシーズンです。しかもキャンプ場によってはカウントダウンイベントや初日の出を楽しめるスポットも多く、最高の思い出になること間違いなし。
そこで今回は、関西エリアで年越しを満喫できるおすすめキャンプ場を5つ厳選してご紹介します。
1. 伊勢志摩エバーグレイズ(三重県)
カウントダウンを楽しむならココ!
三重県・伊勢志摩の海辺に位置するアメリカンスタイルのキャンプ&グランピング施設。
シーズンごとに多彩なイベントを開催していて、年末年始にはカウントダウンパーティーが行われることも。
大人も子どもも一緒になって花火を見上げたり、ちょっとしたライブ感覚で盛り上がったりと、アクティブに年を越せるのが魅力です。
おすすめポイント
- イベントづくし:年越しそばや焚き火ナイトなど、季節限定の催しが豊富。
- 安心設計のグランピング:寒い時期でも暖房完備のキャビンなら快適度アップ。
- 絶景初日の出:好天なら海から昇る朝日に感動必至。多少の寝不足も吹き飛びます。
2. 休暇村 紀州加太シーサイドパーク(和歌山県)
海の絶景で初日の出を拝む
和歌山県・加太エリアにある海岸沿いのキャンプ場。
何と言っても水平線に昇る初日の出の美しさが最大の推しポイントです。晴れていればオレンジ色の太陽が海面をキラキラと染め上げ、なんだかご利益がありそうな気分に。
しかも施設内に温泉が隣接しているため、寒さに凍える前にじっくり体を温められるのもうれしいところ。
おすすめポイント
- 温泉施設併設:大晦日にひとっ風呂浴びてスッキリ!日帰り温泉感覚で使えます。
- 海産グルメが近い:新鮮な魚介を使ったキャンプ飯で贅沢に年を越すのもアリ。
- 混雑が比較的緩やか:有名観光地ほどギュウギュウに混まないので、ほどよくのんびり。
3. スプリングスひよし(京都府)
温泉+コテージでぬくぬく年越し
京都府南丹市にある自然豊かなリゾート施設。
温泉とキャンプサイトが同じ敷地内にあり、冬でも快適に過ごしやすいと好評です。テント泊だけでなく、コテージやバンガロー泊も選べるので、防寒に自信のない方でも安心。
また年末年始には周辺自治体や施設主催のミニイベントが行われる場合もあるので、要チェックです。
おすすめポイント
- 温泉が近い:冬のアウトドアで冷えた体をすぐに温められるのは何よりも強い味方。
- バラエティに富んだ宿泊スタイル:グランピング気分から本格テント泊まで好みに応じてチョイスOK。
- 広い敷地でソーシャルディスタンスも確保:家族や仲間内だけでゆったり使いやすい。
4. 曽爾高原キャンプ場(奈良県)
高原の絶景と星空に感動
秋のススキ名所として知られる曽爾高原ですが、冬の風景も負けず劣らず印象的。
標高約700mという高地ならではの冷たい空気が星空をくっきり映し出し、夜はまるでプラネタリウム状態に。
元旦の朝、もし霜や雪化粧に出会えたら、それだけで一年の幸福ポイントを先取りした気分になれます。
おすすめポイント
- 高原の開放感:どこまでも広がる草原が気持ちいい。
- 厳しい寒さ=星のきらめき:いわば寒さがもたらすご褒美。満天の星を満喫したら毛布にくるまって自慢話をするのも楽しい。
- 近隣温泉あり:曽爾高原温泉「お亀の湯」で湯冷め知らず。
5. キャンプリゾート 森のひととき(兵庫県)
丹波の森でほっこり静かな年越し
兵庫県丹波エリアの豊かな自然に囲まれたキャンプリゾート。コテージやバンガローなどの屋根付き施設が充実しているので、冬キャンプ初挑戦でも安心して宿泊できます。
場内に小川が流れていたり、紅葉の名残があったりと自然の変化を身近に感じられるのも魅力のひとつ。
大晦日~元旦は比較的穏やかに過ごせるため、ゆっくり新年を迎えたい人におすすめです。
おすすめポイント
- 設備充実:売店・管理棟もあり、万が一の防寒グッズの買い足しもOK。
- 森の静寂:カウントダウンは静かに“しみじみ”楽しみたい派にぴったり。
- 周辺の観光スポット:丹波篠山のグルメや温泉など、合わせて楽しめる。
冬キャンプを快適に過ごすコツ
- 防寒対策は妥協しない:冬用シュラフ、ホットカーペット(電源サイト利用時)、石油ストーブなどを準備。
- あったかメニューは神:鍋物やスープ、ホットチョコレートはキャンプ場での冬のごちそう。
- 温泉やシャワー施設を賢く活用:今年の汚れ、今年のうちに!(©某CM)ということで、体を清潔にしてから年越しを迎えると気分も爽快。
- イベント情報を要チェック:カウントダウン花火や初日の出ツアーなどがある場合は早めの予約が吉。
- 天気・路面状況の確認:雪や路面凍結でチェーン規制がかかる地域も。移動手段や安全グッズの準備を怠らないで。
まとめ
寒いからこそ映える景色、澄みわたる星空、そして焚き火の温もり……冬キャンプの魅力は数えきれません。しかも年越しのタイミングなら、特別イベントや初日の出でさらに思い出深い時間が過ごせるはず。
今回ご紹介したスポットは、関西の中でも比較的設備が充実していたり、イベントが多彩だったりと、寒い季節でも楽しみやすい場所ばかりです。
ぜひ早めに下調べ・予約をして、大晦日から元旦にかけての特別なひとときを味わってみてください。
寒さを気にせずアウトドアを満喫できたら、今年はなんだかいい年になりそう…そんな予感がしませんか?
※本記事は執筆時点での情報をもとにしています。最新のイベント内容や営業状況は、各キャンプ場の公式サイトやSNSでご確認ください。冬道の運転や防寒対策には十分ご注意を!
ひとこと
本気の寒さ対策とちょっとのユーモアがあれば、冬のアウトドアはぐんとハードルが下がります。
“年越し”という特別な日に、「キャンプは寒いし…」と敬遠していた方も、ぜひトライしてみてください。焚き火を眺めながらのカウントダウンは、きっと一生の思い出になるはずです。
良いお年を、そして最高の初日の出を!
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